銀座の街が信じられない暗さ。ネオンも消え、人通りもまばら。飲み屋も

閉まっているところがたくさんあった。こんな銀座、普段の深夜3時でもあ

り得ない。

 

今日はいよいよ16日間のアメリカ大周遊の旅の最終日。大きなロサンゼルス

をサンタモニカベイの湾岸をドライブ。最初に向かったのが、トーランス。ここには

トヨタやホンダだどそうそうたる日本企業が所狭しと並んでいる。その敷地といった

らすごい。TOYOTA  ST.まであるのだ!そして、ガーデナや大手の役員クラスが

住んでいるらしいランチョ・パロス・ベルデス。駐在員が住んでいるタウンハウスや

買い物するスーパーマーケットなどまさに現地視察といったスケジュール。

更に北上してトレンドビーチ、マンハッタンビーチへ。この写真は、マンハッタンビー

チ。サンタモニカは皆知っているが、このベイにはすごい高級な住宅に沿って素晴ら

しいビーチがたくさんある。住宅においてもビバリーヒルズがグレードではナンバー

1ではなく、マリブなどが更にセレブらしい。

ランチでは知られざるB級の名店へ。友人がどうしても食べてほしいと連れて

きてくれた。

ここの名物のパストラミ。コンビーフなどと同様に冷蔵庫のない時代に保存食

として牛肉を塩漬けにした燻製だ。このパストラミを自家製のスープにさっと通し

てパンに挟むだけ。非常にシンプルなのだが絶品。50年も歴史があるが、この

店舗だけ。満席で人気があるのに全米でも全く店舗展開しない。何故だろう~。

これは受けるはずだが。。。オーナーのポリシーとしか考えられない。

色々ドライブはしたが、お約束のハリウッドへ。ここは先日アカデミー賞の受賞

式のあったコダックシアター。

隣のチャイニーズシアター。2度目だが相変わらず観光客が多い。

お約束の大スター手形。

どうしても行きたかったグリフィスパーク。ものすごい園内には天文台もある。

ここからは、ハリウッドサインがばっちり見える。

雲がかかってわかりずらいが、このロサンゼルスの全体を見渡せる。景色は迫力

満点。ビューの広さが半端ではない。次回は夜景を見てみたい。

ここはジェームスディーンの「理由なき反抗」などの撮影に使われた場所としても

有名。

 

今日も移動に時間がかかる日になる。朝8時30分発のアムトラックでロスの

ユニオン駅を出発し、サンディエゴに到着するのは11時20分。

アナハイムを通過中に松井の所属するアナハイムエンゼルスの本拠地球場を

発見。

サンディエゴに近づいてくると電車が海岸線を走る。この景色はすばらしい。

波が結構高くサーファーがたくさんいた。

サンディエゴのサンタフェ駅に無事到着。アメリカ西海岸の最南端の街だ。

メキシコとの国境も当然近く、多くのメキシコ人の移民を受け入れているので

メキシカンが多い。

まず最初に向かったのは、航空母艦博物館。第二次世界大戦末期に作られ

47年間のアメリカの最前線で働いたミッドウェイが博物館として開放されている。

初めて空母に入ったが、とにかく広い。飛行機が発着するのだから当たり

前だが。。。乗員は4000人もいたそうだ。寝室なども見たが、カプセルホテル

状態。過酷な館内での仕事の様子を生々しく伝えている。

かなり高い場所にあるのでここからの景色は360度どこも美しい。

そのまま湾の道をすすむとシーポートビレッジがある。ここはいわゆる現地

のデートスポット的な場所らしい。たくさんのレストランやさわやかな公園が

ある。

ダウンタウンに入ると中心部に巨大なショッピングモールがある。7ブロックを

貫いている。

ガスランプクオーター。19世紀末のビクトリア調の建物を残している。

かなり坂道で登るのが大変だったが、ダウンタウンの北側にあるバルボア

パーク。2Kもあり大きすぎて歩くのは断念。動物園や博物館なども入っている。

帰りは逆側に座り、行きとは違う風景を楽しむ。

なんと米運の戦車が軍事訓練をしていた。

夕食はホテル目の前の大黒家。外国人もたくさんいるし行列が出来ていた。

カリフォルニアロールも美味いし、ラーメンはとんこつだったが、思ったより

本格的な味。ここはお勧め。

 

1泊だけのホテルを後にして朝7時前にラスベガスのダウンタウンのはずれ

のバスターミナへ移動。

こんなバスに6時間も乗るのか~。日本人の女性一人が乗客していた。

席はガラガラ。

今回、ラスベガスに来たのはこのラスベガスとロサンゼルスの砂漠道を

走りたかったから。見たかったひたすら続く砂漠道に大満足!

ネバタからカリフォルニアへ。

何時間もこの景色が続くのだ。

乗車して2時間半でランチ休憩。30分ここで思い思いの時を過ごす。アメ

リカ的な道の駅?ここで60歳のアメリカ人女性と仲良くなりE-mail交換。妙

に一人旅同士盛り上がってしまい、彼女のバスにまで連れて行かれた。

遠くには雪が見えるが、気温はかなり低い。白い幕があるのはバスの窓が

汚れているだけ。

6時間のロングドライブを終えホテルにチェックイン。今回はリトルトーキョー

に滞在するので窓から見る景色はなんちゃってラーメン屋さんやスナック。

友人と待ち合わせをして最初に向かったのはサンタモニカ。ものすごい幅の

ある砂浜が特徴。湾のはずれにはプライベートビーチがある。水は冷たいらしく

実際夏でも海水浴は厳しいそうだ。

サンタモニカの道路脇の通り。さすがに奇麗な通りだ。

続いてビバリーヒルズに到着。18年前に一度訪れているが相変わらず

すごい高級住宅地だ。このホテルはビバリーヒルズホテル。ホテルカリフ

ォルニアのアルバムのジャケットにも使われたホテルだ。

ロデオドライブ。プリティーウーマンでも同じみ。高級ショッピング街。

夕食は再びサンタモニカに戻り、カリフォルニア料理の店へ。月曜日はシェフ

お任せの特別メニューの日ということもあり大混雑。

基本的にフランス料理をカリフォルニア風にアレンジしたお店だ。

 

どうしても見たかったショー「LOVE」のチケットをゲット。ビートルズの音楽が

主役のショー。ビートルズの名曲に合わせてアクロバティックなショーが展開

される90分。これはすごい!ビートルズ好きにはたまらない。エンディングの

LOVEでは涙が出るほど感動した。Love is only need♪

守衛に注意されながら開演前にパチリ。

終了後の余韻の中、夜のラスベガスの風景を撮影。この砂漠にすごい

エンターテイメントの場所を作ったものだ。1泊だが満喫したぞ。

最後のカジノ。小さく賭けて、小さく勝つ。まるで私の人生そのものか~。