湯布院より阿蘇へ。昨年に続き2回目。前回はあまり天気が良くなく

景色もあまり鮮明に見ることが出来なかった。今日は快晴とは言えな

いが阿蘇を堪能するにはじゅうぶん。まず最初は、大観峰。標高936

メートルの展望台の景色は迫力満点だ。

続いて米塚。神話では、阿蘇開拓の祖タケイワタツミノミコトが収穫した

米を積み上げて出来たという。頂上のくぼみはは神様が手ですくって貧し

い人々に分け与えた跡と言われている。

草千里ヶ浜。前回は霧で全く見えなかったが、今回は広々した草原が

目の前に広がった。

草千里ヶ丘のレストランで、太平燕(タイピーエン)。熊本に移り住んだ

華僑によって伝えられた料理。麺ははるさめ。

中岳火口。ロープウエーあるが、今回は麓まで。火口付近はぜんそくの

人などは上がることが出来ない。

最後は南阿蘇の白川水源。名水の郷・南阿蘇を代表する水源。地元の

人もペットボトルを持ち込み、持ち帰る。砂を吹き上げる様に水が湧き上

がるのが見える。透明度が高く、普通にすくって飲んでも美味い。

 

旅館をチェックアウトし、9時頃金鱗湖へ。小さな何の変哲もない湖だが

朝霧が幻想的だった。

 

豊後高田より湯布院へ。山の上なので寒い~。

湯布院駅。

温泉街から眺める由布岳。

旅館の傍の小川。

そして、サンセット。

今晩は地鶏鍋。3日連続の鍋。ものすごいボリューム!何を食べても美味しい!

 

福岡から2時間大分自動車道を利用してやってきた豊後高田。特に知識も

なかったが、レトロな昭和を堪能できるということと友人の地元ということで

訪れた。ここは、富貴寺。平安後期に権立された歴史のあるお寺で国宝に

指定されている。国宝・大堂は西国唯一の阿弥陀堂であり、九州最古の和

様建築物。壁画などは本当に歴史を感じる。

富貴寺の隣にある手打ち蕎麦屋の「蕗薹」。友人の紹介で行ってみた。

コシのある美味い蕎麦だった。

10キロ程車で走り豊後高田の市街地へ移動し、「昭和の町」へ。夕陽丘

3丁目の撮影協力もしているところだ。昭和といっても私のもう1世代前の

昭和だと思うが、ノスタルジックな気分に誘われる。

いや~懐かしい。

昭和の茶の間。

シングルレコード。昔買ったものもいくつかあった。柏原よしえ、懐かしい~。

こういう台所は田舎のおばあちゃんの家にあった。はっきりと覚えている。

これらの車に今乗ってみたい。かっこういい国産クラシックカー。

昭和の町にある友人の奥さんの実家ということで挨拶をしてきた。この

ウエガキの看板文字が右から左。これが昭和だ。

これまた懐かしい田園風景を堪能できる田染荘。

真木大堂。奈良時代に建立されたと伝えられている。写真撮影は不可だが、

中の不動明王、阿弥陀如来像、大威徳明王像は歴史の深みを感じる。

国指定史跡重要文化財の熊野魔崖仏。鬼が築いたという伝説のある石

段がある。

左は珍しい柔和な不動明王。右は大日如来像。これは迫力がある。

 

友人の紹介で一緒に、60年あまりの歴史のある万十屋へ。

ここで使用するもつ鍋は牛もつのみ使用している。使用部位は、大腸、

小腸、心臓、センマイの4種類だそうだ。まずは、鍋に少量のだしにこ

れらのもつを投入。

玉ねぎ、キャベツを投入。

最後にニラ。すべて調理はお店のおばさん達がやってくれる。出来あがっ

たころに再びやってきてゴーサインをくれるのだ。

仕上がりはこんな感じ。普通のもつ鍋よりもスープが少ない。スープを

足してくれないので飲みすぎると最後に麺が出来ないので注意!個性

があって満足感は抜群。