18階の部屋から荒波のサーファーズパラダイス・ビーチを眺めての朝食。ハワイ、ワイキキとはやはり違う。ゴールドコーストは大人向けのリゾートという感じがする。基本的に風が強く、波も高いので海水浴には適していない。海水浴をするなら車かバスで20分程移動する必要がある。また、物価も相当高いのには驚いた。この世界経済状況にあって比較的好調でオーストラリアドルが強いからだが、アイスクリームで7ドルとか平気であるし、ちょっとコンビニなどでミネラルウォーターやジュースを買うと20ドルを超える。
今日は、風が強くビーチに近づくことも、プールに行くことも出来なかった。せっかくリゾートに来たのにーーー。
朝は日課のウォーキングを一時間程。エスプラネードと言われるビーチ沿いの遊歩道をひたすら北上する。海外に来るとついつい、いつもにもまして大食いになるので汗をかかねば、運動しなければ・・・非常に高い危機感に襲われる。
なんとサーファーズパラダイスからメインビーチまで歩いてしまった。普通に生い茂る大木にも、クリスマスツリーとしてデコレーションされている。かわいらしい国だ。
午後は、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリへ。いわゆる野生動物に触れあえるオーストラリア版動物園。サーファーズパラダイスから700番の市バスで25から30分。手軽に行けるので時間がなくとも楽しめる。直接行って入場料を払うより、ダウンタウンの適当な旅行会社でチケットを買った方が断然安いのでお勧め。4人家族だと60ドルくらい違う。
何と言ってもコアラ。1日のうち18時間から20時間は眠ってエネルギーを節約するそうだが、皆起きて仕事をしていた。20ドルで抱いて写真が撮れる。とぼけた顔がかわいい。
超ドアップ。係員が私のカメラを持ってサービスで取りまくってくれた。
カンガルーにも触れる!他にもウォンバット、クロコダイル、ロリキートなどなどたくさん見学できる。
グリーンチャレンジというオーストラリア版アスレチックに挑戦。自分で命綱を駆使しての冒険はなかなかスリリングだ。終わった時は、汗だぐだぐ・・・。上下つなぎのウエアーを貸してくれるので行く機会があったら挑戦してほしい。
今日はクリスマスイブ。イタリアンで乾杯!
2泊滞在したメルボルンを後にして空港へ。いよいよゴールドコーストへ向かう。しかし、この飛行機は赤ちゃんが多く2時間のフライトずっと大合唱。飛行機にはたくさん乗ったが、ここまで酷いかーーーという程の惨状。そこまでして連れて行かなくてもいいのでは?と思うがクリスマスだし仕方ないか。
LCCはチェックインに時間がかかるので要注意だ。今日も1時間半前に空港に到着したが、結構やきもきさせられた。
ゴールドコーストに到着すると、真夏のサンタさんがお出迎え。
部屋から眺めたダウンタウン。遠目に見えるサーファーズパラダイス。波が荒く高い。
さすがにサーファーの天国というだけあって波が高く海水浴をするような雰囲気ではない。
街全体がクリスマスムード満載で、行き交う人々も何かそわそわしているようだ。買い物していても店員が身内と携帯で話していたり、家族と話していたり・・・特別感が強いぞ。
ヤラ・ヴァレーの3大人気ワイナリーの一つであるイエリング・ステーションを訪ねた。ここに来たのは友人の旦那が近くでシェフをして移住した家族に会うため。メルボルンのシティからは1時間半程だが、周囲は見渡す限りの平原の緑で心が洗われる。
早速中に入ってみるとテイステイング。ここで見つけたお気に入りのワインを購入して2階のアウトサイドのドリンクスペースへ。オーストラリアワインは日本にいてあまり飲まないが、上質で非常にしっかりした飲み口で気にいった。
このようなたまらない風景が永遠に続く・・・。こんなところで作られるワインはそりゃーうまいに決っている。ワインの酔い心地と草原に流れるそよ風がマッチしていて、味覚の満足度も上げてくれるのだ。
今日のメルボルンは快晴。友人に聞いたら今年一番の暑さとか・・・。本当に小さな街なので散歩感覚でシティのメインの観光地は歩けてしまう。
フランダース・ストリート駅。1854年に完成したオーストラリア最初の駅。歴史的建造物に認定されているエドワード王朝風の駅舎はメルボルンのシンボル的存在。日本で言えば東京駅みたいなものかな。
フェデレーション・スクエア。中には入っていないが、エンターテイメント施設。
街の所々でこのような壁のアートが見られる。
フィッツロイ庭園。緑の多いシティーにおいてひときわ大きな公園で、18世紀後半にキャプテン・クックが住んでいた家や温室がある。非常に広々して癒される空間だ。
セント・パトリック大聖堂。オーストラリア最大のゴシック様式の聖堂で1858年から80年以上の年月をかけて完成させたそうだ。かなり迫力のある建造物だ。
ビクトリア州議事堂。1856年に建造されたコリント様式の建造物。角度と階段を見るとニューヨークのメトロポリタン美術館のような感じだ。
歩くこと10分少々で、カールトン庭園へ。シティの北東にある公園。
世界遺産に登録されている。何処へ行っても緑が広がり空気の美味しい街。沿道にも至る所にアウトサイドのカフェがあるが、排気ガスなど空気が悪ければ成り立たないもの。非常に心地いい場所だ。
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プロフィール
島田慎二千葉県在住。1992年日本大学を卒業して旅行業界に。1995年に退職し、共同経営で旅行会社を設立。2001年9月11日の米国同時多発テロを契機に㈱ハルインターナショナルを設立。法人向け旅行事業を柱に、海外赴任サポートサービス事業、システム開発事業、貨物事業、コンサルティング事業を担う。2010年1月に㈱リロケーション・インターナショナル(東証一部上場企業)に全株式譲渡。
代表取締役社長を退任後は、国内外の旅を趣味としている。株式会社リカオン 代表取締役
株式会社ASPE(千葉ジェッツ) 代表取締役
株式会社ジェッツインターナショナル 代表取締役
特定非営利活動法人ドリームヴィレッジ 理事長
一般社団法人 日本バスケットボールリーグ 理事
一般社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 理事アーカイブ
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