飫肥城に大きな駐車場がありそのそばにあるお店。ここでは名物の昼食をいただけるのだ。

まず右が「飫肥天」。日南海岸で水揚げされたイワシやシイラなどの魚のすり身に豆腐、みそ、黒砂糖などを混ぜて揚げた飫肥の名物料理。さつま揚げに似てるかな。天とあるのでもっと天ぷら系と思ったが全然違う。

左が「かつお飯」近海で獲れたかつおの刺身をすりゴマを入れたしょうゆでダレに漬け込み、ごはんの上に薬味をのせあたたかいお茶をかけてお茶漬けにしたもの。元々船上で食べられていた漁師料理だそうだ。

どちらもあまり味わったことのない逸品。

 

 

娘(次女)とのモンゴル以来の二人旅。夕方の都城での試合まで宮崎を堪能せねばということで選んだのが日南めぐり。市内から海岸線を南下して行くのだが、こんな南国の風景が続く。たまたま3月くらいの陽気ということで暖かかった。途中、ジャイアンツのキャンプ地も通過していく。

まず最初に訪れたのがサンメッセ日南。有料だがカートを借りて登っていく。頂上からの景色。向こう側に見えるのがモアイ像。ドライブはフェニックスロードという海岸線の道なのだが景色が最高!

イースター島の長老会から特別許可を受けて完全復刻した7体のモアイ像。左から3番目が恋愛運UP。右から3番目は結婚運UPと7体全てにラッキージンクスがあるのだ。

次は鵜戸神宮。前回の青島神社と鬼の洗濯板コースより感激した。長い階段から眺める日向灘の荒波がまじかで迫力がある。

運玉5個100円。本殿前。掌の向こうにある輪の中のくぼみに玉を投げ入れ見事入ると願いが叶うといわれている。

男性は左手、女性は右手で投げる。何と娘も私も5個の中で1回づつ入れた!願いは同じ。叶うかな~。

売店でやっぱり日向夏の100%ジュース。おばちゃんに娘がパパに似てないね~と言うと似てる!と言い返す。そうかな~と再度おばちゃんが言うと似てる!と再び。おばちゃんもさすがにそうだね、似てるねと。どうやら私に似ていたいらしい。嬉しいな~楽しいな~娘との二人旅。

調子にのって更に南下して飫肥城へ。九州の小京都と言われるところだ。小さく、そして静かな城下町がたまらない。ここでは一足早く春を感じさせて頂いた。

知らなかったが、日本近代外交の基礎を築いた小村寿太郎はここの出身。

四半的(しはんまと)四半的は、的までの距離が四間半(8.2m)、弓・矢の長さが四尺半(1.37m)、的の大きさが四寸半(13.6cm)の全て四寸でまとまっているため四半的というそうだ。ここでは古くから庶民の娯楽として許されてきた。娘も挑戦。

南から都城にむけて山を越える。途中に坂元棚田という日本の棚田百選があったので立ち寄った。実は私は棚田風景好き。新潟の田園風景の中で少年時代を過ごしたのでノスタルジックを感じるのだ。

 

宿泊したグリーンリッチホテルから徒歩3分。というかこのお店に車を利用しなくても行けるということでホテルを決めたといってもいい。

店内に入ると芸能人から野球選手など色紙だらけ。

みやざきの地頭鶏(じどっこ)とは、「地頭鶏」という鶏が原種で放し飼いにするなど、飼育にこだわった宮崎地鶏を使用しているそうだ。

鶏のたたき。玉ねぎに隠れて見えないけど。

地頭鶏。激うまです。どこでも食べられるけど何かが違う。柚子胡椒も違う。

宮崎グルメの一つの冷や汁。小さいころよく実家で食べたが、さすがにここではいりこをすったものやほぐした焼き魚の身などにごまやピーナッツなど、こだわった調理をしている。絶品。

 

 

こんな山奥にレストランがあるのかというくらいの山間にある。今日は義母の67回目の誕生日ということで妻とお祝いで連れてきた。あいにくの雨だったが何とものどかな風景で心が落ち着く。

福岡市からは23キロ程。車で30~40分で来れる。店内は女性客でにぎわっていた。茅葺き屋根が落ち着く隠れた名店だ。

中に入ると店員のおもてなしも良く高級旅館に来たかのようだ。

予約制なのでこんな心遣いも。お祝いできたので写真撮影もしてくれた。

肝心の料理がスタート。前菜は芹のお浸し、菜の花寿司、ホタテの西京焼きなど。

「大地の恵スープ」という面白い名前のスープ。野菜スープですが、天草の岩塩やゆずこしょう、生七味などを好みで混ぜて食べる。うますぎる。

冬野菜のペンネパスタ。

実在するそうだが「長野おばあちゃんの逸品」。大根と干し柿の柚子味噌和え。

十穀鍋。この店のメイン。この鍋は美味くてヘルシーだ。なんと雑穀、白胡麻、にんにく、ねぎ、クコの実、大豆、生姜をブレンドしたオリジナルスープに黒豚。この鍋は絶品。また食べたい。

お店に来て着席してから土鍋で炊き始める十穀米。納豆汁もセット。このご飯がうまい。このままいける。土鍋の底のおこげがたまらん。

もし福岡に行って車があるならちょっと行ってみることをお勧めします。

満足すること間違いなし。

 

 

 

 

土曜日の朝、急遽長野行きを決め新幹線で到着。実は長野駅に来たのは初めて。やはり14年前の冬季五輪を思い出す。

湯田中温泉で1泊。長野駅から車で1時間。あたりは銀世界。この風景を露天風呂から眺められる。お湯も上質でなかなか良かった。

善光寺の山門。この善光寺の文字に鳩が5羽いるとの説明を受けた。4つはすぐに見つかったが最後の一つは・・・

善光寺本堂。本堂は東大寺、三十三間堂に次いで三番目に大きそうだ。

お戒壇めぐりをしてみました。500円チケットを買っていざ本堂右の暗闇へ。右手で壁をさすりながら40メートルの全く先が見えない暗闇を歩く・・・目が不自由な方の身になり日頃自分がいかに恵まれているかに気づき戒めるのだそうだ。

信州と言えばやっぱりそばでしょ。