バンクーバー滞在最終日は、バンクーバー島の南にあるビクトリアへ。ここはブリティッシュ・コロンビアの州都。イギリスの植民地時代の建物や文化が色濃く残る美しいところだった。

この季節のバンクーバーは7時を過ぎてもまだ外は暗い。8時頃でようやく明るくなってくる。今日も雨だったが、差ほど距離のないバンクーバーとビクトリアでは天気が全く違う。ビクトリアに到着した11時頃には青空が広がっていた。ガイド曰く、ビクトリアは昼ころから晴れることが多いらしい。

しかし、長い1日でダウンタウンのあるホテルからフェリーポートまでおよそ1時間。フェリーにおよそ1時間半。ビクトリアのフェリーポートからダウンタウンまでが40分程かかり、ビクトリアのダウンタウンからブッチャート・ガーデンまで40分かかるのでⅩ2で移動に8時間くらいかかった。13時間のオプショナルツアーのうち、8時間移動で、ビクトリア観光が3時間、ブッチャート・ガーデン観光が2時間という内容だ。朝7時に出発して、ホテルに到着したのは22時前。うーん、結構疲れる。

また、往路のフェリーのデッキには、中国人で溢れていた。最近、何処へ行っても感じるが団体客の数が半端ではない。日本も20数年前、バブル全盛のころ世界中に日本の団体旅行客がいて、他の国の人達から異色扱いされていたが、今の中国人観光客を見ると当時の諸外国人が日本人をどういう目で見ていたかがよくわかる。ブランド物を持った女性や高価な一眼レフで写真を撮りまくる男性を見るとまさにという感じだ。

しかし、こんな中国人の凄さは何処へ行ってもあるチャイナタウンを見ればわかる。何処にでも発展途上や無名都市の時代から現地に根づいているのでロケーションのいいところに、どこのチャイナタウンも陣取られている。株で言えば、鉄則である安い時に買い、高くなって売るか、含み益を保有し続けるかという感じに似ている。要は、昔から中華人というのは商売がうまい。東南アジアでの多くのリッチマンは、中華系2世、3世の人が多いことでもわかる。マージャンで鍛えているから勝負勘がいい?

日本もリトル東京が各地にあるが、数が少ないし規模も小さい。バブル時代に海外の不動産や株や絵画を買いあさり、企業もどんどん進出したが、敢え無くかなりの数が撤退した。つまり高値掴みで中国の例で言えば逆のパターンで商売や投資が下手な民族なのだろう。やはり、何事もタイミング良く、時が熟すまで粘りずよく根付くことで海外での信頼や存在感を発揮できるのだろう。当然のことながら、大きな歴史を作るには、短期勝負では難しいと感じてしまった。また、一代で事が成就するのではなく、次世代に引き継がれながら創造られていくことを考えると人間の一生で出来ることなどたかが知れている。驕らず焦らず地に足をつけて生きるのが一番!などと周囲の中国人をみながらもの思いにふけってしまった。

バンクーバーのフェリーポートを出発。このフェリー、とにかくスローだ。

ある一角は中国人団体客で占拠されていた。どこでも中国語が聞こえてくる。

バンクーバーからビクトリアまでは周囲の小島の合間を縫うように進む。朝靄に覆われる島々。

まずは、チャイナタウンから散策開始。

バスチョン・スクエア。

ビクトリアのダウンタウンの中心にあるハーバー。

ランチはシーフドレストランへ。

何と言ってもカナダなのでサーモンを注文。美味いが、日本の新巻鮭の方が好きだ。

街には何処でも花で満ちている。ガーデン越しの州議事堂。

同じくフェアモント・エンプレスホテル。ビクトリアの最高級ホテルでありながら観光名所になっていて、ホテルの癖に有料でガイドツアーまである。

ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館。インディアンなどに関する展示が見学できる。

インディアンの住居。実際は直径15mくらいのこのような家屋に30名くらいで暮らしていたらしい。

お約束のトーテムポール。といっても部族により、高さやデザイン、色がある無しなど種類はたくさんある。

州議事堂前からのハーバービュー。

がらに似合わず、100年の伝統を誇るフェアモント・エンプレスホテルで「アフタヌーンティー」に挑戦。なんとおそよ$60した。高い!元々、19世紀半ば頃、イギリスでは1日に朝と夜の2食だったが、午後4時ころには空腹になってしまうので、ティータイムにサンドイッチやスコーンを一緒に食べたというのが始まりらしい。私は、今日これを含め4食になってしまった。

ブッチャート・ガーデン。

何処を見ても美しい花々。ここもがらにもない場所。今日は一日がらにもないことばかりしている。

日本庭園も。

ここはシンクン・ガーデン。沈んだ庭だそうだ。様々なパンフや絵ハガキになっている風景だ。最後には、がらにも無く幸せな気分に浸ってしまった。

いよいよ、帰りのフェリーへ乗船。

 

 

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