バンコクの教育関係者と話す機会があり子供を持つ親として様々なことを考えさ

せられた。アメリカンスクールというのは当然アメリカのカリキュラムで授業を行

い卒業すればアメリカの学校を卒業したと同様の扱いになるもの。当然日本人

学校は日本の学校をそのまま海外に持っていったものだ。バンコクの日本人学

校は世界最大級で2500人もの日本人が通学している。費用もアメリカンスクー

ルの1/3程度なので駐在員などは子供をここに送り込むのが一般的だが、費用

を全負担してくれるような会社の社員などはアメリカンスクールに通わせる場合

もある。当然任期が終了すれば帰国するわけで日本の学校で通用することだけ

を考えれば日本人学校へ入学させるのが正しい選択になる。

アメリカンスクールに入学させるメリットは、一言で言うと国際感覚のある子供に

育てる環境に置かせてあげられることだと思う。当然、基本的には本人次第だ。

日本の教育との大きな違いは過保護ではなく自己責任を子供のころから感覚的

に養うことが出来ること。基本的に駄目なものをサポートするということをしない

そうだ。これは悪い意味ではなくそれぞれにむき不向きがあり自分に合う所は誰

れにもあるわけなので、そこを選択すればいい。それが本人にとって一番ハッピ

ーだと考えられている。

また、漠然と勉強を強制するのではなく、夢を持たせそのためにどのようなプラン

で今何をどのくらいするのかを考えられるような子供を作ることで自主的に目的

に向かっていけるようなコーチング的な指導を大切にするというのは印象的だっ

た。つまり、詰込み型の授業ではなく実験や実際の事象について議論したりする

ことでイマジネーション力を高めていく思考性が重視されている。

現代のグローバル社会で日本が国際競争力を高めていくには思考力と語学力

を高め「生きる力」をつけなければいけないと強く感じる。

例え日本にいても外国人と触れ合うことを増やしたり英語の授業を強化したり大

学などは半強制的に留学させるくらいのことを文部省も検討してもいいのでない

かと思う。

また、日本の親も愛情の注ぎ方を真剣に考え直し、過保護、過干渉を卒業し、子

供と先生を信用して任せ育てることが大切ではないだろうか。モンスターペアレ

ンツ等といわれる親のもとでは子供も先生も不幸だ。百害あって一利なし。

子供が自立して、自身の価値を上げるために目指すべき道を見つけ努力する。

その苦労に辛さはないはず。価値を上げること、価値とは何かがわかれば他人

や物に対する価値の理解も増し人や物の見方も研ぎ澄まされていくような気もす

る。その中から専門性の高い価値ある人も生まれてくるのだろう。いわゆる転職

時に面接で何が出来ますか?と聞かれ部長です。などという回答が返ってくるこ

ともなるだろうし、望む望まぬにかかわらず襲いかかるグローバル化の流れの中

に子供を送り込む親として今後の日本、教育について真剣に考えなければなら

ないと思う。

 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>